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脊椎脊髄疾患について

脳神経外科とは頭、頚部、胸部、腰部、四肢から指先など全ての神経疾患を扱う診療科です。当院では脳の病気だけでなく、脊髄神経、手足の末梢神経の病気も積極的に治療を行なっています。脊髄神経、末梢神経の病気に関してはこの分野を専門とする名古屋大学脳神経外科脊髄グループが担当しています。

1.脳の病気か脊髄の病気か

患者さんが訴える症状が脳からくるのか脊髄からくるのかを判断するのは困難なこともあります。しかし、大まかには見当がつく場合もあります。簡単に言うと、体の左半分、右半分に力が入りにくくなったり、感覚が鈍くなったりしたときには脳の病気の可能性が高く、右足だけ、左手だけといった部分的な症状、両足の脱力などの左右同時にわたる症状は脊髄の病気である可能性が高いと考えられます。しかし、これはあくまでも原則であり、例外はいくらでもあります。このため、体のどこかの力が入りにくい、感覚が鈍い、しびれがある、痛みがあるなどの症状がある方は、その症状がどこからきているかを正確に見つけるために脳と脊髄神経、末梢神経の神経全てを診察することができる脳神経外科を受診して、正確な診断を受ける必要があります。

2.神経の病気からくる症状

神経は圧迫されたり引っ張られたりすると神経の中で血の巡りが悪くなったり、物質の流れが悪くなります。そうなると神経が気絶した状態になったり、悲鳴を上げるのでいろいろな症状が出てきます。

脊髄、末梢神経の病気で出現してくる症状
●歯医者さんで痛み止めの注射をした後のように
 温かい、冷たい、痛いといった感覚がわかりにくくなる
●手に手袋をつけている、もしくは何か足の裏に布がついているように感覚が鈍い
●手足に正座を長時間した後のようにびりびりしたしびれが常にある
●首や体を動かした時に手足に電気が走るようにびりっと痛みが走る
●頭、首、背中、腰がいたい、重い
●手足がつりやすくなる、手足が張る
●歩いていると足元がふらつく
●ボタンがけ、おはしでの食事、字を書くなど細かい作業がしにくい
●手足の力が入りにくい
●尿が出にくい、残尿感がある、便の感覚がわかりにくい、便をきりにくい。

しかし、これらの症状は脳の病気でも出現することがあり、神経学的診察、画像診断(CT,MRI,単純写真)により、正確に診断して治療する必要があります。

3.当院で治療している疾患について

当院では脊椎の変形による変性疾患、脊髄・末梢神経腫瘍、末梢神経絞扼性疾患を治療しています。

@頚椎椎間板ヘルニア
A変形性頚椎疾患
B後縦靱帯骨化症
C腰椎椎間板ヘルニア
D腰部脊柱管狭窄症
E不安定腰椎症

F脊髄、末梢神経腫瘍
G末梢神経絞扼性疾患

4.当院で行う手術

当院では全例手術用顕微鏡を用いて手術を行っています。
この写真は脊髄の腫瘍摘出術ですが、手術用顕微鏡を用いると、このように肉眼では見えないような細かい神経の1本1本がしっかり見えてきます。この神経をわずかでも傷付けることがないように細心の注意を払って手術を行っています。

 

 

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